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「後がないから ’24巣立ち」(転職活動再開します、の意)

目次

要約(本記事の内容)

この記事では以下のことがわかります。
・筆者てぃーのすけの、転職活動再燃に至るまでの経緯
・本ブログにおける今後の方向性
・本記事タイトルの意味

Fラン大卒、崖っぷちリーマンである筆者の栄枯盛衰と、転職活動への心境の変化を書き留めました。
箸休め記事として流し読んでいただけると幸いです。

転職宣言、再び

私てぃーのすけ、2024年度は転職を成功させることをここに宣言し、活動を再燃させます。

背景としては、23年度末に異動がなかったことが大きな要因でした。

自分のなかでは、現部署に配属後丸3年が経過し、90%以上の確率で異動を覚悟していました。

日に日に迫り来る、自決の日。
私の表情は次第に大河ドラマ龍馬伝で言うところの、切腹を命じられた大森南朋のように変わっていきもうした。

年度末が近づくにつれ支配される感情は、「余裕ある時にもっと頑張っておけばよかった。」

これまでの半生で何度この感情を味わったでしょう。
何を隠そうこの私、計画通りに物事を進めるのが苦手な人間なのです。

プチハッピー

リベシティで同志に恵まれ、朝活というプラットフォームを得たものの、副業に家計管理にと目移りし、本腰を入れて企業研究、転職活動を行ってこなかった2023年。

その背景には「どうせ田舎住みだから、気長に探すしかない」という甘えがありました。

尻から煙の出始めた同年10月、リベシティ公式の転職サポートにエントリー。
このサービスは、リベシティが専属のサポーターさんを付け、転職活動生を支援するというものでした。
私はまず、申し込みに必要な以下のお題作成に着手しました。
【お題】
1価値観マップ
2モチベーショングラフ
3TCL分析

このお題は「自分がどうなりたいのか」を内観するために重要なもので、加えて第三者とも内情を共有しやすくなるメリットがあります。なお、各お題の詳細は、別記事をご参照ください。
作業量としてはかなり膨大なタスクでしたが、このお題3つをこなすことで、「自身が何に重きを置いて転職活動するのか」に焦点が当たり、思考を整理することができました。

転職サポートは1度落選したものの、2回目のエントリーで晴れて合格。
担当さんとのマンツーマン指導が受けられる環境に恵まれました。

転職サポーターさんとの初回面談で、私の希望条件を聞いた担当さんから返ってきたアドバイスは、以下のようなものでした。
「業種、職種のいずれかに軸足を置いた転職をしないと、給与水準を大きく下げることになるよ」

私のように齢40に差し掛かろうとする人間にとって、最も重要なのはこれまでの経験とスキル。
企業への「御社に入って経験を積みたいです!!」アピールは面接においてデメリットでしかないんですね。

そして企業が30,40代の求職者に期待するのは即戦力性。
「高い給料に見合った働きをしてくれるか否か」です。

私は現職の病院事務職自体が向いていないと感じています。
細やかなミスが起こらないよう日々気を配りながら、決められた業務をこなしていく仕事が向いていません。
しょっちゅう地雷を踏んで、吹っ飛んでいます。

上記の理由で、異職種異業界への憧れを持っているのですが、そのような考えでは今の年収を維持することができないそうです。
異業種に憧れを持ちつつも、次にやりたい仕事の確固たるビジョンがない私は、こんな状況では妻の説得もままならないと判断。

「おい志乃、一時的に年収を下げるが安心してくれ」
故 中尾彬氏のような、確固たる妻との信頼関係が築けていない私は、以下の結論にたどりつきました。

「現職を続けながら、年収が維持できる企業を気長に探す」

年収を下げる転職には否定的だった転職サポーターさんもこの結論を歓迎してくださり、すでに登録していた転職エージェント(JAC、マイナビ)に加え、ビズリーチにも登録して、希望条件に合致するスカウトを待つ、という方向性で転職活動をスタートさせたのです。

終わりの始まり

しかし、この「気長に探す」という言葉を都合よく解釈し、2023年度は真剣に転職活動に向き合ってきませんでした。

具体的には、本当に待ちの姿勢一辺倒。
Fラン大卒&地方済みの私のような求職者は、もっと積極的に自らを売り込んでいくべきなのです。
にも関わらず、しまいにはビズリーチのスカウト状況を確認することすらなおざりにしてしまう体たらくぶり。

ビズリーチに登録し、メッセージをいただいたヘッドハンターさんのプラットフォームにも登録しましたが、待ち一辺倒の姿勢で、提案された求人を品定めし、「勤務地から遠いから」の理由でお断りもしくはスルーしておりました。

ビズリーチは最初の数ヶ月は無料で利用できるものの、無料期間終了後は原則有料。
月額5,478円(税込み)がかかり、無料会員の状態では大きく機能制限が加わってしまいます。

「まだまだ期間あるし余裕♪」と感じていたのも束の間、あっという間にサービス期間は終了してしまいました。

そんなこんなで気がつけば年度末。
冒頭でご紹介した、「余裕ある時にもっと頑張っておけばよかった」に行き着いた次第です。

さらに、リベシティの転職サポートも2024年4月末での終了が決定。
終了の理由は、個別サポートよりもセミナーやチャットでの質疑回答を通じて、より多くの人々の転職を支援したいから、とのこと。
ごもっともな理由に腹落ちする一方で、「困ったらいつでもサポートしてもらえる」という温室生活は一転。
サバンナに放り出されたシンバとなってしまったのです。そんな気高くないというツッコミは受け付けません。

怪我の巧妙、からのまとめ

死を覚悟した私でしたが、怪我の功名とも言うべき、本業における同部署への残留が決定しました。
加えて、ビズリーチ15周年記念によるプレミアム会員期間延長というオマケ付き。

こうして、さまざまな運を味方につけ、私のオーラスとも言うべき2024年度がスタートしたのでした。
このブログも心機一転、今年度は私の転職活動を通じて、エージェントや企業、面接試験のレポートを中心に情報発信していきます。よろしくお願いします。

最後に、大した見識がなく恐縮ですが、倉本聰氏の作品名を引用し、私の心境と代えさせていただきます。
さだまさし氏の脳内再生をお願いします。

「後がないから ’24 巣立ち」

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