2024年6月24日、リクルートエージェント様と面談しましたので、その様子をレポートします。
記事のポイント(要旨)
さくっと読みたい方向け、この記事の要旨です。
・リクナビへの会員登録、時間の目安は1時間
・面談のながれは、①転職動機、希望時期、希望業界&職種ヒア、② ①に対する回答、③その他質疑応答
・予定時間は30〜60分だが、調整可能
・転職エージェント業界は伸びている市場
・受験のためには、「なぜ志望したのか」「誰をサポートしたいのか」を具体的に
・30代後半は、転職しづらくなるカウントダウンが始まっている
・受験開始から採用、勤務開始までの期間はおおむね3〜4ヶ月
上記の詳細が気になった方は、ぜひ読み進めてください。
では、いってみましょう!
面談に至るまで
既に登録しているJACリクルートメント、ビズリーチ、マイナビエージェントからのスカウトが鳴かず飛ばずとなり、焦りを感じた筆者は、以下のアクションを起こそうと決意しました。
①転職エージェントへの触手をさらに伸ばす
②転職サイトにも登録する
まずは①に着手!ということで、dudaとリクナビエージェントに登録です。
登録は地味に時間のかかる作業ですが、さくっとやってしまいたい!
ということで、朝活時間を利用し、2社合わせて2時間以内に登録することができました。
一旦必要最低限の項目にのみ回答し、履歴書などは割愛。
リクナビ面談レポ!
さて、本題のリクナビエージェントとの面談レポートです。
面談はzoomで実施。例によって本業の昼休みを利用し、13:00にセッティングいただきました。
リクナビエージェントさんとの面談、大まかなながれは、
①転職動機、希望業界と職種を聞かれる
②エージェント所感で①に対する回答・深掘り
③その他、質疑応答
上記の手順で進みました。
予定時間は30分〜1時間目安で、こちらの都合によって時間調整いただけます。
以下、担当エージェントとの質疑応答です。
Q転職しようと思ったきっかけは
A職場の残業の多さ、人間関係の悪さ。ハードな部署に移動すると残業は月70〜100時間に及ぶこと。
Qどのような業界を志望しているか
転職エージェントに興味を持っている。
Qなぜ、人材業界を志望したのか
・個人のスキルとして、コミュニケーション力に自信を持っている
・業界が伸びていると認識している
Q転職先に何を求めるか
A①人間関係の良好さ、②定時で帰社できる環境、③マーケットバリューを高められる環境
Q現職で人事経験、過去に営業経験はあるか
A人事専業部署での勤務経験は1年。複合的な人事経験期間を合わせると、約4年。
過去に金融機関で勤務しており、対個人営業を3年経験している。
転職エージェントに転職エージェントの情報を聞くことができる良い機会でした。
当然、先方にとってみると得意分野であり、タイムリーで濃い情報を受け取ることができました。
続いて、担当エージェントさんの話をジャンル別にまとめます。
転職エージェント業界のはなし
業界のリアル
転職業界は確かに伸びているそうです。
リモートワークしやすい業界でもあるようですが、リモート形態や頻度は、企業方針はもちろんのこと、配属部署によって異なってくる、とのことでした。
転職エージェント業界の面接対策
なぜ人材業界を志望したのか、面接官の腑に落ちるような志望動機がほしい。
どれだけ相手の目線で行動してきたか、のエピソードを用意しておくこと。
誰のサポートをしていきたいのか。企業なのか個人なのか。
上記のようなアドバイスを受けました。
「なぜ志望したのか」のくだりについては、あらためて問われると確固たる理由がなく、
「なんとなく上がっていきそうな業界?まあなんとなく自分的に〜、人に想いを伝えるのが得意だと感じるしい〜」
程度の浅はかなものだったことを痛感しました。
エントリーシート作成や面接までには、具体的に深掘りして、先方に納得してもらえるような理由を考えておかなければなりません。
転職活動HOWTO
理想の転職に向けて
理想の転職に向けてはエージェント様曰く、キャリアシートと職務経歴書はぜひ作ってほしいツールだそうです。
なぜなら、企業やエージェントは上記のツールに基づいて求職者のスキル、経験、希望の転職先を汲み取るから、ですね。
転職市場の動向
転職市場全体の景況感です。
求人倍率はコロナ禍だった頃と比べると2.4倍になり、市場全体として、人材に投資する準備が整ってきている、とのことでした。
アラフォーの市場価値
30代後半である筆者のような年齢層は、転職しやすさのターニングポイントに差し掛かるようです。
興味を示してくれる企業も少なくなるため、あまりうかうかしていられませんね、的なことをオブラートに包んで忠告いただきました笑。
30代後半の求職者で、書類選考の通過率はおおよそ10%。
そのため、落選ばっちこーい!ぐらいの温度感で、ある程度まとまった数のエントリーが必要です。
一方で、書類選考後は1次通過率が約30%、2次通過率が約50%と、確率は上がってくる傾向にあるようなので、悲観すべきことばかりではない、ということですね。
企業はあまり待ってくれない
合格してから採用まで、企業はあまり待ってはくれません。
なぜなら、企業側にも採用スケジュールがあるわけで、採用日から逆算して募集を行っているからです。
内定者の人数分、求人を止めなければいけないリスクもあります。
面接から入社までの平均期間は約3〜4ヶ月。
4月入社を希望する場合、12月からの転職活動がベストだろう、とのことでした。
採用されやすくなる穴場シーズンはあるのか?
この質問に対する回答は、「強いて言えばボーナス月と、年度末」だそうです。
前者は、ボーナスをもらってから退職しようとする転職者が増えるから。
一般的なボーナス月は6月、12月ですね。
後者は、年度末に向けて区切りが良く、退職を考える人が増えるからです。
上記のシーズンは、企業に退職者の穴が出やすい時期、ということですね。
現職が年度区切りの企業の場合、3月末までは責任をもって働きたい、と感じる方も多いのではないでしょうか。
新天地で4月からの勤務を目指す場合、リクナビエージェントおすすめの転職活動開始タイミングは、12月から!ということでした。
筆者も4月以降の転職を目指しているので、そう考えると、本格的な活動までの猶予はもう少しあるのかもしれません。しっかり市場調査、自己分析を行って、本当に進みたい分野を見つけ出したいと思います。
まとめ
今回はリクナビエージェントとの面談をレポートしました。
面談のながれは、既に面談済みのJACリクルートメント、ワークポートと大差ありません。
新たに入手した情報としては、企業があまり求職者の入職希望に融通つけるのは難しそうだ、ということ。
背景には、求職者全体で入社オリエンテーションなどのスケジュールを考え、効率化したい、ひとり内定保留がいることで、その分採用枠を削らないといけない、など、企業側にとっても苦しい事情があります。
そのため、求職者は企業側の意図を汲み取りつつ、自身の希望する転職タイミングに合わせて、ある程度まとまった時期に複数社受験しなければいけない、ということですね。
筆者自身、3月で現職を精算し、1ヶ月ゆっくりして5月に新天地に入社できないかな〜、と考えていましたが、あまり融通が効かないことを念頭におかなければいかないかもしれません。
ボーナスもらった直後にガッツリ年休消化して、久しぶりに小学生の夏休み感を満喫したかったんだけどな。うへへ。
おっと、心の声が漏れ出てしまいました。
ではまた次回。
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