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【自己分析ツール③TCL分析】 〜まだまだ出てくる好き&得意〜

膨大に届く求人から理想の転職につながる案件を絞り込むため、「転職の軸」固めを行なっています。

「転職の軸」を固めるためのツールとして、既に「価値観マップ」「モチベーショングラフ」をご紹介しましたが、今回紹介するのは「TCL分析」です。

どのようなツールかというと、自分の好きなことを動詞ベースで50〜100個書き上げ、それらを3つのカテゴリに分ける、というものです。

この作業を行うことにより、自分の「好き」を起点に強みを見つけることができます
好きなことは続けやすく、結果的に得意になりやすいため、TCL分析は長期的なキャリア形成に活用することができます。

何を差し置いてもまずは自己理解。
ということで、この記事では私のTCL分析ツール作成経験をもとに、
・TCL分析の行い方
・TCL分析ツールの転職活動への活かし方
をご紹介します。

この記事を読めば、
・TCL分析として、好きなことを効率よく列挙する方法がわかり、
・いざ作成したものの、「どう活用すればいいかわからない…」を防ぐことができます。

好きなことを50個以上出していくと、自分の好き&得意に一定の傾向が見えてくるはず。
だんだんとネタ切れしてきて苦しむかもしれませんが、私の具体例を参考に、どんどん思いを巡らせていってください。

それではいってみましょう!

目次

TCL分析の具体例

・モチベーショングラフの作成方法は、以下の手順です。

⑴動詞ベースで自分の好きなことを書き出す。

⑵書き出した「好きなこと」を、以下のどれかにジャンル分けする。
T(Thinking)考える力
C(Communication)伝える力
L(Leadership)変化を起こす力

⑶例えば、TCLそれぞれで以下のような分類が考えられます。
T(Thinking)考える力…
・問題を解くのが好き
・新しいアイデアを考えるのが好き
・情報を整理するのが好き
・計画を立てるのが好き
C(Cominication)伝える力…
・人と話すのが好き
・文章を書くのが好き
・絵や図を描いて説明するのが好き
・人前で発表するのが好き
L(Leadership)変化を起こす力…
・みんなを引っ張っていくのが好き
・新しいことに挑戦するのが好き
・人をまとめるのが好き
・目標を達成するのが好き

TCL分析のコツ

コツ① 「動詞」を意識する

自分が主体となって行う「動詞」を意識してピックアップすること。
例えば、「楽しいことが好き」では形容詞であるためNGです。正しくは「楽しいことをするのが好き」。
また、「読書が好き」「旅行が好き」も、名詞であるためNG。「本を読むのが好き」「旅行をするのが好き」に変換しましょう。

コツ② 3つの分類(T/C/L)を理解する

T(Thinking)、C(Communication)、L(Leadership)の3つのカテゴリーの特徴をよく理解しておきましょう。
例えば、「問題を解く」「計算する」「妄想する」「計画する」などはThinkingに分類されます

コツ③ 具体例を参考にする

T/C/Lの分類の事例を参考にすることで、自分の好きなことをより適切に分類できます
私の作成したTCLを例示します。

私の作成事例

以下が私の分類です。
ピックアップに行き詰まった方は、共通する「好き&得意」を参考にしてください。

Screenshot
Screenshot
Screenshot
Screenshot

私の分類は、L(変化を起こす力)が最も多い結果になりました。

「変化を起こすことが好き」ということには無自覚でしたが、分析結果として表れると、あらためて内観したくなります笑
自分の思想・言動に思いを巡らせると、常に「怠惰な自分を変えたい、よくしたい」と考えており、それは決して高尚な考えではありませんが、憧れに近いものとして自身の行動の源泉になっているのかも知れません。

まとめ

今回は自己分析ツール③、TCL分析について紹介しました。

TCL分析を転職活動に活かすためには、50〜100個挙げた自分の事項が、どのような傾向を示しているのか把握することが重要です。

「好きなこと」が単純に3つのどれかに偏る場合もあれば、少数ながら3つのうちの2つに分散される場合、満遍なく3つに散らばる場合などもあります。

TCL分析によって自身の特性を理解したら、求人案件にも「好きが活かせる仕事か」当てはめて、受験を考えるかどうかの判断基準になります。

既にご紹介した「価値観マップ」「モチベーショングラフ」と合わせ、数多ある求人案件を絞り込んでいきましょう!

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