- ビズリーチの登録に年収制限はあるの?
- 低年収でも審査に受かる人っているの?
- 逆に、落ちる人の特徴は?
- 審査を通過するために気を付けることは?
ハイクラス向けのスカウト型転職サイト、ビズリーチ。
求職者にとって、年収アップの転職を目指すうえで心強いサービスです。
但し、ビズリーチは誰でも会員になれるわけではありません。
ハイクラス向け人材サービスとしての質を担保するため、登録のための審査を設けているのです。
この記事では、ビズリーチの登録審査について解説します。
世間一般でささやかれる、年収要件による会員制限は本当に存在するのか?
会員登録のための審査を通過する方法をご紹介していますので、参考にしてみてください!
ビズリーチに年収制限はあるのか?
結論、ビズリーチの登録に必要な年収要件はありません。
現職での収入に関わらず、誰でも申請は可能ですが、審査によって登録の可否が判断されます。
とは言っても、ひと昔前に比べるとかなり審査通過率は上がってきているので、過度に恐れる必要はありません。
ビズリーチを利用した転職活動に興味のある方は、気軽に登録審査に臨んでみることをおすすめします。
その理由や詳細は後述します。
審査基準
ビズリーチによる具体的な審査基準は明らかにされていませんが、主に以下の3点がチェックされると言われています。
- キャリア
- 年収
- 年齢
これらを総合的に判断し、一定基準以上の登録者に限定することで、ハイクラス求人向けサービスとしての質が担保されているのです。
年収に限って言えば、ビズリーチに登録するためには年収600万円以上が適正年収、とされてきました。
但し、年収400万円程度で登録されているケースもあり、審査基準の「年収」以外である「キャリア」「年齢」の部分で高評価を勝ち取ることができたという事例もあります。
では、どのような人が年収のハードルを乗り越えられるのでしょうか?
次項では、低年収ながらもビズリーチの登録承認を勝ち取る人の特徴について、ご紹介します。
定年収でもビズリーチに受かる人の特徴
定年収でもビズリーチの登録審査に受かる人には、いくつかの特徴があります。
職務経歴の質
現職の年収が低くても、しっかりとした職務経歴書を作ることで審査を通過できます。
もちろん、ITエンジニアやマーケティングの専門家など、専門性や希少性の高いスキルがあるに越したことはありませんが、特筆すべきスキルがない場合もあきらめるにはまだ早いといえます。
職務経歴書を丁寧に書き込むことで自身の経歴を魅力的に発信していきましょう。
マネジメント経験
30代後半より上の年代では、マネジメント経験があると有利です。
マネジメント経験とは、組織やプロジェクトの責任者として管理・運営を行った経験のことをいいます。
具体的には以下のような要素が含まれます。
- 責任者としての役割: 組織やプロジェクト全体の管理、目標達成に向けた指揮執行
- 人員管理: チームメンバーの管理、指導、評価
- 目標管理: 組織やプロジェクトに課せられた目標の設定と達成に向けた管理
- 予算管理: 予算の立案、執行、管理
- トラブル対応: 発生した問題への対処や解決
いかがでしょうか。
必ずしも「係長」「課長」などの肩書は必要ないことがわかります。
意外にも多くの人が、これまでにマネジメントした経験を持っているのではないでしょうか。
役職に就いていなくても、上記のような責任を持って業務を遂行した経験があれば、マネジメント経験として認められる可能性があります。
これまでの経験については積極的に洗い出し、職務経歴書にアピールしていきましょう。
そうすることで、現在の年収が低かったとしても、ニーズのある人材だと認識してもらえる可能性は十分にあるのです。
ビズリーチの審査に落ちる人の特徴
反対に、ビズリーチの審査に落ちやすい人の特徴にはどのようなものがあるでしょうか。
ダメな事例の側面も理解して、反面教師にしていきましょう。
×職歴が浅い
スキルや経験が不足している場合、審査に通らないことがあります。
×年齢が高すぎる
年齢が高い割に、スキルやキャリアが不足していると審査に落ちる可能性があります。
×社会人経験がない、短い
そもそもビズリーチはハイクラス向けの転職支援サービスであるため、新卒、第二新卒者の転職利用には不適です。
△転職回数が多い
「次の会社もすぐに辞めてしまうのではないか?」と怪しまれることがあります。
但し、転職回数が多い場合でも、経歴の中に勤務年数の長い会社があれば問題ありませんし、これまで勤めてきた企業に職務内容の一貫性があれば、専門性の高い人材と見てもらうことができます。
上記に当てはまる場合は、誤解されないよう職務経歴書で丁寧に説明しましょう。
×××経歴や年収詐称がある
最後に、経歴&年収詐称はダメ、絶対!です。
ビズリーチの審査を通過したいあまり、実際の年収以上の金額を伝えた場合、大きなペナルティを受けることとなるので絶対しないように注意してください。これは、経歴詐称にも同じことが言えます。
経歴や年収の虚偽申告が発覚した場合、ビズリーチの登録を解除される可能性があります。
また、ビズリーチ内のブラックリストに載ることとなり、二度とビズリーチを利用できなくなるかも知れません。
加えて、虚偽の事実に基づいて内定を獲得し、転職後に虚偽が発覚した場合、最悪の場合は転職先に法的措置を講じられる可能性もあります。
長年人事業務に携わっている人たちの目は欺けません。
経歴&年齢詐称は絶対バレることは肝に銘じて、正直ベースで登録手順を踏むようにしましょう。
ビズリーチの審査通過率は良化傾向
ビズリーチは具体的な審査通過率を公開していませんが、一昔前に比べると、審査通過率は良化傾向にあります。
ハイクラス向け、といいつつも、専門性あるスキルや希望職種などに需要があると判断されれば審査を通過することができますので、まずは一度申請してみると良いでしょう。
審査に落ちても再申請が可能
チャンスは一度きり、ではなく、何度でも申請することが可能です。
職務経歴書に矛盾がないかを確認する、経歴を充実させる、希望条件を見直す、など工夫をこらすことで、審査を通過する可能性が高まりますので試してみてください。
一度落ちてしまった人のチェックポイント
総支給額を入力していますか?
年収欄には、ちゃんと総支給額を入力しているでしょうか。
保険料等が差し引かれたあとの金額(手取り収入)を入力してしまっている場合があります。
ビズリーチの年間収入欄には、所得控除前の総支給額を入力しましょう。
総支給額と手取り額とでは収入としての見え方が大きく異なりますので、もし手取り額で入力してしまっている人は訂正することで、審査通過の可能性が高まります。
残業代や各種手当を含んだ額にする
「変動するから…」といって、固定給だけ入力していて落とされるパターンももったいないです。
変動する手当も全て加味した総支給を入力するようにしましょう。
過去最高年収を入力する
現職の年収が低かったとしても、過去もっと高い年収で働いていた場合、過去最高年収で報告することができます。
登録者の年収実績として今後企業に見られ、転職後の年収提示も左右される部分ですので、現職に限らず過去最高年収で回答するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ビズリーチの登録審査に年収要件はあるのか?というテーマで解説しました。
結論、明確に年収要件だけでハジかれるパターンはないと言えます。
年収が低くても市場価値の高いスキルがあれば雇用したい企業が多いと判断され、審査を通過する場合があり、逆に言えば年収が高かったとしても、市場に必要とされるスキルがなければビズリーチの審査は通ったとしても、その後の求人件数が少なくなる可能性があります。
年収を高めることだけにとらわれず、「どうすれば現職で市場価値を高めるスキルを身につけることができるのか?」という観点で仕事に向き合ってみることも面白いですね。
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