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【面談レポ/JACリクルートメント】ざっくばらんに行き過ぎて後悔した話

この記事は15分で読めます。

2024年4月2日(火)、JACリクルートメントと面談しましたので、内容を共有します。

目次

この記事でわかること

この記事では、以下のことがわかります。
・JACリクルートメントとのzoom面談のながれ
・面談前の事前質問内容(と、私の返答)
・その他、事前提出書類
・面談後のやりとり

要旨(時間がない人向け)

以下、この記事の主な内容です。さくっと知りたいよ!という方はこちらをご参考ください。

◯JACリクルートメントとの面談には、事前の書類提出が必要
◯提出書類は、①事前質問リスト、②履歴書、③職務経歴書
◯上記提出書類を踏まえて、面談前に求人をピックアップしてくれる
◯「副業したいから転職したい!」は言わない(書かない)方が良い
◯面談時、過去の職務遍歴を聞かれる。どんな業務をしていたか、は事前に洗い出しておく方が良い

JACの概要と、面談までの経緯

JACリクルートメントは、国内最大手の人材紹介サービス提供企業です。
私は約1年前からこちらに登録しており、数件、求人案件の紹介はあったのですが、居住地から遠方での勤務という部分がネックになり、話が前に進んでいませんでした。

数ヶ月求人紹介がないまま、JACとはご無沙汰となっておりましたが、このたび、先方から「転職活動を継続されているのなら、面談しませんか?」とメールをいただきました。

前回の記事でお伝えしたとおり、気分一心して転職再始動したタイミングでの、JACリクルートメントからの面談のお誘い。
登録から一定期間経過した動きのないユーザーに向けての安否確認が主な目的のようでしたが、これを活用しない手はありません。ぜひお願いしたい旨を返答しました。
すると、面談に先駆け、いくつかの質問に対する回答と、履歴書、職務経歴書の提出を求められたのです。
資料提出の目的は、希望条件を把握したうえで、面談時にいくつかの求人をピックアップするため、とのこと。

まずは、事前質問の内容について、私の回答と合わせてご覧ください。

事前質問の内容(と、筆者の回答)

1JACとの面談において期待すること
(回答)自分の特性に合った転職先の紹介を希望します。

(補足)
お恥ずかしながら、自分のやりたい仕事、向いている仕事が胸を張って言えません。
なんとなく「このあたりかな〜」みたいなものは出てきましたが、具体的な職種に結びつけるところにまでは至っておらず、エージェントと面談を重ねるなかで最適解と出会えることを期待しています。

2希望のお仕事(職種/業界)
 (回答)正直、やりたい仕事の具体的なイメージが湧きません。
 以下、私の強みをご確認いただいた上でアドバイスいただきたいです。

3転職希望時期
 (回答)2025年5月
 (理由)職場に迷惑のかからないよう3月末まで現在の職務を全うして退職し、1ヶ月を年休消化にあてたいため

4勤務開始可能日(例:内定後、⚪︎日以降)
 (回答)2025年5月1日以降が理想です。
(年度が変わり、ユーレイ社員と化した状態での年休消化が目的)

5希望勤務地(将来的な転勤可否、転居の可否)
 (回答)原則フルリモート勤務を希望
 (月5回までなら片道2時間圏内への出勤可)

6ご自宅の最寄駅と最寄駅からの所要時間
 割愛

7ご勤務先の最寄駅と最寄駅からの所要時間
 割愛

8待遇面 現在年収とご希望年収について
 ⑴現在年収とその内訳(手当、賞与)
 ⑵希望年収と月額
 ⑶最低限維持したい金額
→割愛

9ご自身の考えられる優位性のある専門知識、専門的能力、特筆すべきご経験等
 (回答)スピーチ力、司会力、応対力、病院運営の知識、電子カルテ導入調整、医事部門の委託化

10ご自身で認識されている長所及び短所について
 (回答)
 長所:自身の考えを簡潔に伝えることができる、司会進行ができる、要旨を押さえた簡潔な文章作成ができる
 短所:タスクに遅れが生じがち、周囲に気を使いすぎる、細かい事務作業が苦手

11過去/今回の転職理由(注:企業側に直接お伝えするものではありませんので、正直なところをご教示ください)
 (回答。本音ベース)
 現職の人間関係に嫌気が差したため。 昇進が遅れている。
 物事が決まるまでの会議&根回しの多さ。副業がしたい。

12すでにご登録されている他の人材紹介会社と初回面談日
 (回答)
 登録済み人材会社:ワークポート、マイナビエージェント、ビズリーチ
 面談予定:今のところありません

13現在、受けている会社、及びその進捗状況(例:書類選考中、一次面接終了結果待ち等)
 (回答)特にありません。

14転職先を決める優先順位・今回の転職でこだわりたいポイント(仕事内容、勤務地、給与など)
 (回答)
 優先順位:①現居住地を維持できる勤務地(フルリモート希望)、②職場の人間関係の良さ、③残業の少なさ、④休みの多さ、⑤待遇面

15語学力
(回答)
・語学種類:なし
・TOEIC/TOEFL:なし
・ビジネスでの使用経験:なし

16携帯連絡先について
割愛

17その他(ご転職に際しご不明な点、ご要望などございましたらお聞かせください)
(回答)
・未経験業種、職種のフルリモートは、相手の顔が見えないためむしろ過酷だと聞いたことがあります。
これについて、エージェント担当様のご意見をお伺いしたいです。
・居住地的に魅力ある転職先が少ないのが現状です。リモートワークなどを駆使しながら、転職候補先を広げたいです。

筆者の回答、自己採点

今回、上記をブログに書き起こしてあらためて思ったのは、

何たる傲慢、体たらくぶり・・・!

特に2の質問「希望のお仕事は?」に対し、「やりたいこと特にないから僕の特性を見定めた上でそっちから提案してよ」なーんて、どこの温室育ちのお坊ちゃんでしょうか。今どきは小学生でも言いません。
自分の経歴、好きなことを洗い出した上で、それにマッチする転職業界を自分なりにピックアップして面談に臨まなければ、先方も困ってしまいますよね。

3&4の質問、転職希望時期については、私の下心をこれ以上ないほどピュアに表現してみました。
職場に迷惑がかからないように年度末まではフル出勤し、次年度、半透明になった状態で1ヶ月年休消化というのは、理にかなってると自負しています。
久しぶりに、小学校時代の夏休みを、、満喫したいんですよ!!

加えて、11の質モーン。
転職理由について、「正直なところを聞かせてほしい」とリクエストいただいたため、あけすけに返し過ぎてしまいました笑
正直にも限度があったかもしれません。
現職への不満を赤裸々に語ったうえ、「副業がしたい」と、ド直球を投げ込んでしまいました。

後日、個別指導いただいていた転職サポーターさんに立ち回りをフィードバックいただいたところ、やはり
「副業したいから転職したい、とはあまり言わない方が良いよ」
との回答でした。

理由は、エージェントによっては「副業したい!」を重く受け止め、「この人には紹介できる案件がないかもしれない」と思われてしまうからだそう。
JACの企業スタイルは、同じ担当者が求職者と企業双方に意向確認し、マッチングを図ります。
まだまだ副業禁止を掲げる企業が大半を占めるなか、正面切っての「副業したい」宣言は、企業に求職者を紹介するうえでの不安要素となってしまうんですね。
企業としては「これから入社する新人に、少しでも早く業務を覚えられるようバックアップするつもりだったのに、本人は副業するのか」と思われてしまいます。このような人材を採用することは、企業にとってはデメリットでしかありませんよね。

サポーターさんからは、「今回の発言で紹介頻度が下がったと思われるようなら、『副業はやめました』と撤回メールを送るようにしましょう」とアドバイスいただきました。

面談レポ

面談前〜冒頭

上記の質疑応答をJACご担当者に返信しました。
すると、それまで頻回に面談にあたってメールして来られていた担当者のレスポンスが途絶えました。
おそらく、私がひと通り面談前のタスクをこなしたからでしょう。
それとも、私が本音ベースで語り過ぎたからでしょうか。

「エージェントさんに宮田くんばりのヒットアンドアウェイかまされたのではないか」
(※出典:はじめの一歩)
と、一抹の不安を胸に、面談当日。
私は昼休みの車内からお届けするスタイルです。事前に1時間の予定と聞いていたので、別途時間休も取得しました。
面談スタイルは、zoom形式です。

面談前に昼食をかき込み、3分前にログインした私。
面談は予定時刻である13時ぴったりにスタートしました。

面談にご参加くださったJACの社員様は3名。
うち1名がメインの進行者で、事前にメールのやり取りをしてくださっていた方です。
推定20代前半。入社間もないであろう男性でしたが、受け答えはしっかりとして、思慮深そうな印象でした。

他の2名は、推定40代後半の男女が1名ずつ。「我々は基本的に聞き役として参加します」とおっしゃいました。
おそらくメイン進行を務める彼の上司兼メンターといったところでしょうか。

「本音ベースで行き過ぎた!?」事前質問に対する回答だったにも関わらず、当日は私のためにJAC社員様3名体制で、1時間かけて面談に臨んでくださったのです。

和やかに、しかし的確なタイムスケジュールで面談が進みます。

面談は、以下の流れで進行しました。

JAC側の自己紹介、企業紹介


2022年にも同様の内容を別担当から聞きましたが、すっかり抜けていたので、再度のご案内をリクエスト。
以下、JACのサポート方針、概要です。
エージェント形態には大きく2種類ある。
①ひとりのエージェントが企業と求職者を仲介するパターン。
②企業を仲介するエージェントと求職者を仲介するエージェントが分かれているパターン。
JACは前者であり、前者のメリットはより双方のニーズに沿った求人情報を提供でき、マッチング精度が高い、とのことでした。

メイン会話者進行のもと、経歴書に沿って私の詳細確認


 配属部署ごとに、どんな仕事をしてきたか聞かれます。
 私は約3年に1回異動する職場に属しているため、経歴が古くなればなるほど記憶が曖昧で、ぼんやりした説明しかできませんでした。経験した仕事内容を具体的に説明できるよう、事前に用意しておいた方が良いパートかなと感じました。

今の仕事は何がネックになっていますか?

この質問に対しては、事前質問に対する回答のとおり、人間関係の悪さと回りくどい商慣習など、現職に対する不満を赤裸々に語ってしまいました。
「月◯時間以上の残業が常態化している」「休日対応が多い」など、公然の事実はありのままを伝えた方が良いですが、人間関係や職場批判など、主観によって言い分が変わる話は最小限にとどめておいた方が良かったかと思いました。聞かれたら答える」温度感ですね。あまり現職批判をしすぎると、JAC側から「次の職場でも同じようなことを言うのでは」と思われかねません。人間関係は、実際に入社しないと本人の肌に合うかわからない不透明な部分でもあります。

あなたはどんな仕事がしたいですか?

こちらに対する回答は、明確なものを持ち合わせていなかったので、先述の通り、
「あなた方でみつけてご覧なさい」
という、勘違い甚だしい回答をしました。
こちらについては、、もはや言わずもがなですが、温かい目でみてやってください。

JACからの提案と、面談後の所感

上記⑵〜⑷は、私メインで話す内容をJACさんが聞いてくださるパートでしたが、ここまでを踏まえてJACさんが口を開きました。
結論は、「希望される居住地周辺の企業案件が少なく、すぐにドンピシャな求人をご紹介することは難しい状況」とのこと。

企業側もお金を払ってJACに登録する背景があり、都市圏に比べると田舎はどうしてもエージェントに登録する企業のパイが減少します。
居住地周辺でJACに登録する企業が存在しないとのことでした。

また、フルリモート企業で紹介できる案件も現状、ないようです。
フルリモート可能な企業はエンジニアなどの専門職やカスタマーサポートなど、職種業界が限定され、加えて対象となる企業にも最初は研修期間が設けられ、最初の数ヶ月は現地に出向いて勤務しながら業務を覚えていく企業が主流とのことでした。

個人的には、数ヶ月限定ならばたとえ遠方であっても出社ベースの研鑽期間は厭いませんが、子どもの対応など、妻への負担増は避けられないので、今後そのような条件で意中の企業が見つかった場合は、要相談ですね。

ここまで一通り話を終えたあと、エージェントさんから、現状提案できる求人をご紹介いただきました。
ご紹介いただいたのは、
私の住んでいる都道府県と同じではあるものの、車で片道1.5〜2時間の距離にある法人の学校事務職です。

副業熱が強い一方で、お堅い仕事にも憧れる私にとって魅力的な求人提案でしたが、こちらは将来的にもフル出社が主体となる求人案件であり、アクセス面がネックとなることから、見合わせる回答をしました。
しかし、面談に先駆け何らかの求人案件を引っ提げて来てくださったのは、JAC側の誠意を感じる嬉しいポイントでした。

ここまで話して、今回の面談は終了。
「現状、他に紹介できそうな求人はありませんが、今後引き続きリサーチし、出てくればご連絡します」
このような結びで、今後の可能性を残していただきました。

最後に、バックヤードで聞いてくださっていた上司二人からも、再度顔出しでご挨拶いただきましたが、面談中はこの二人に聞かれているという認識が薄れており、あらためて「好き勝手言ってしまったな〜、もう少しオブラートに包んでおくべきだったかな」と自戒したのでした。

まとめ

今回は、私のJACリクルートメント面談レポをお届けしました。
「ど田舎である居住地周辺で求人を探したい」
「もしくはフルリモートの仕事を探したい」
今回は、私が専門性がないにも関わらず、上記の無茶振りを要求したため、マッチする求人には至りませんでしたが、引き続きマッチしそうな案件があれば連絡します、と言ってもらえました。

しかし、面談前の事前質問に対する返答は、たとえ「企業側に伝えませんので正直な意見を」求められても、ある程度オブラートに包んでおくことをお勧めします。
オブラートに包む内容としては、主に
・副業したい
・現職の悪口

です。
求職者を企業に紹介するJACの立場で考えて、デメリットにしかならないであろう情報はNGですね。
ここを判断基準に考えると良いと感じました。

「手応えバッチリ!」と言えば嘘になりますが、再始動のとっかかりとしてはありがたい面談でした。
事前提出資料の作成にあたって内省することもできましたしね。
今後も理想の求人紹介を目指して、試行錯誤していきたいと思います。

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